私カサドラ症候群ってやつかな?

33歳で結婚。一緒に住み始めてから、2か月程で感じた違和感。気にしない・気づかなかったフリをしたことでの壁。もしかしたら旦那さんは・・・。35歳女性の決断がどうなるか、見届けて下さい。

子どもの頃の記憶

 

最近ふと考えたんだけど、30も半ばにして今更感満載だけど・・・

 

周りの大人たちの影響って、もしかしたら想像以上にすごいのかもしれない。。。

 

例えば、幼いころから私は母親に対して、寂しさとか、もっと構ってほしいとか、愛がほしいとか感じてた。

私が小学生に上がったころから、共働きで夜勤のある仕事についている母親。

 

ごはんや家事もこなして、仕事もバリバリして、女性として本当に尊敬している部分も多い。趣味だって、今も継続して続けていることがったり、とにかくパワフル!!

 

だけど、子どものときは

「もっと私をみて」「もっと私の話を聞いて」と思っていた。

 

仕事から帰ってくると、当たり前だけど疲れている母。

それでも家事をこなしてくれていた。

今の時代とは違って、父親は週に一度しか休みがなくて、帰りも夜中だったから、

子育てと仕事と家事と・・両立するなんて、本当に大変で難しいことだと思う。

 

私の母は、どちらかというとマイペース?で、自分のペースを乱されるのが嫌い。

ペースを乱すものなら、不機嫌にすぐなってしまう。

 

それを見続けていた末っ子の私は、人の顔色をすごく読み取ろうとする癖がついた。

それは今も変わらない。

 

話を聞いてほしいとき、

今なら話してもいいかな?

そんな想いを抱えながら、顔色を見て、なかなかチャンスが得られない日々。

 

そりゃそうだよね。

今ならわかる。

 

だって、仕事で疲れて帰ってきて、やらなきゃいけないこともあって・・・

そりゃ毎日疲れるよ。うん。

頭では理解しているつもり。

 

だけど、子どものころは我慢するのがつらかった。

 

私を見てほしくて、家の貯金箱からお金を盗んだこともあった。

だけど、逆効果。。苦笑

 

母親は1週間以上口をきいてくれなくなって。

父親は、その話を聞いた日に珍しく早めに帰ってきて、

二段ベットの下の階で、横になりながら、だまって私の話を聞いて泣いていた。。。

その泣いている姿は今も目に焼き付いている。

話を聞いてから、「お母さんに謝りにいこう」って言ってくれた。

 

謝りに行っても、お母さんは許せなかったようで、その後二人が口論していた記憶がまだ残っている。

 

私のせいで、お母さんとお父さんが喧嘩している。

 

その後どうやって、会話をするようになったか覚えていないけど、あの時の記憶はまだ残っている。

決してもうやってはいけないと、実感した日・・・

 

 

その日から、母親に気を遣うことや顔色を伺うことを覚えて、

自分から話を聞いてほしいとは言わなくなったかな?

 

その変わり、父親とはたくさん会話をしてきた。

 

他にも、今だから笑える私の記憶がある。

あるとき、家にいて鼻血が出た。

大量の鼻血。

不安で不安で、小学生の私は出血多量で死んでしまうのではないかと不安になった。

 

不安で不安で、母親の職場に電話した。

鼻血が止まらないの

って。

 

そしたら、鼻血くらいで電話してこないで。

職場に電話してくるから、何事かと思った。

と。

 

今の私なら、母親の言っていることはよくわかる。

本当、鼻血くらいで・・って感じ。笑

 

だけど、小学生の私はその鼻血が大量すぎて、いつもなら止まるのに止まらなくて・・・とにかく不安だったんだ。

 

その後、父親に電話した。

鼻血が止まらないの。って。

 

父親は、今仕事が忙しいけど、早く帰るように頑張るって

言ってくれた。

 

鼻血が止まった後に帰ってきて、申し訳なくも思ったけど、正直嬉しかった。。笑

 

今大人の私が思うのは、

親の愛を試している行為なのかな?

と思っている。

 

けどね、そのくらい寂しかったんだと思うんだ。

 

二人が一生懸命働いてくれていることで、夏休みにはキャンプに行って、冬休みにはスキーにも行けて・・・

とっても贅沢な子ども時代を過ごさせてもらったと思う。

 

だけど・・・それでもやっぱり寂しさはあったよね。

もっと、私を構って欲しい・私を見て欲しいって。

言葉に出せなかったから行動に出して、それも拒否された気持ちになって・・。

 

今こうやって思いを文書にしていると、他にもいろいろ思い出すこともある。

というか、よく覚えているなーって笑えてくる 笑

 

結局、その淋しさって消えていなくて他で甘えようとしている。

正直今もそうだと思う。

大人になっていく段階で、たくさん相談したり話を聞いてもらったりしたかったけど、全然できなくて。

 

父親が大好きな私は、きっと父親にたくさんの愛をもらったからだと思う。

(もちろん、母親が嫌いってわけじゃない!!本当に尊敬しているところがたくさんあるの。だけど、子どもとしては淋しい思い出いっぱいっていうことだけ)